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-ESSAY-

【人間は一人では生きられない】

 自分が生きがいにしてる「10代や20代のサポート」について改めて考えてみた。

 具体的には、まず、彼らに正面からぶつかっていくということ。 好かれる、嫌われる、といった表面的なことにこだわるのではなくて、 あくまで彼ら自身が何かを考えるきっかけになればと思ってる。 勉強でも、音楽でも、イベントプロデュースでも、なんでもそう。 どんな分野でも、この精神は変わらず。

 その中で、自分は彼らに何を見つけてほしいと思っているのか。 ここが一番重要だ。散々考えた結果、次のような結論に達した。 それは「人間は一人では生きられない」ということ。

 一人の力ではどうにもならないことがあっても、 それが沢山集まったとき、状況は一変する。 みんなで力を合わせることによって、 実現不可能だと思っていたことが、 不思議と実現しやすくなる。 まさに人間の神秘。

 さらに、僕らは生きていく上で、 必ず助け合いを必要とする。 心の奥底から生まれる素直で優しい気持ち。 それを言葉と行動に表すことで、 助け合いが生まれる。

 その一方で、素直になれなくて、ぶつかり合ってしまうこともある。 自分の心、まわりの環境、生い立ち、といったものにどこか屈折した要素があると、 衝突が起こりやすくなる。 他人に対する「疑い」の気持ちが強くなればなるほど、 その頻度は増していく。

 これは、人間の宿命とも言えるかもしれない。 ただ、確かなのは、「人間は一人では生きられない」ということ。 常に、自分と、他人と対話をし、自分の居場所を確かめる。 その中に、自分なりの「幸せ」を見出しながら、生きていく。

 このことを、日々の生活や、何かをみんなで創り上げる体験を通して、 10代や20代に伝えている。同時に、 自分へのメッセージでもあったり。自分でも日々再確認してる、ってことか。